fondazione italia giappone 伊日財団
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「イタリアを探そう展」は、イタリア文化会館、伊日財団、イタリア政府観光局、日本絵手紙協会、アリタリア航空、イタリアツアー社の協力で実を結んだ企画で、「日本におけるイタリア2001」に特色を与えたイベントのひとつです。

このプロジェクトは、イタリアをテーマに想像力を発揮して絵を描いたハガキをイタリア文化会館に送ってもらうよう、子供たちに呼びかけたところから始まりました。その結果、日本全国2565校の小中学校の生徒たちから2万5千通の絵手紙が寄せられ、日本独特の「マンガ風」の表現で自由に描かれた絵から、子供たちがイタリアについてどんなイメージを抱いているのか、興味深い情報が得られました。

2万5千通の中から300通の絵手紙が選ばれ、「音楽」「料理」などのイタリアらしい文化・生活に関するテーマや、「イタリアの街」「歴史的建造物」について、また「ピノッキオの登場人物」など、いくつかのカテゴリーに分類され、ポリスタンパ社によって目録が作成されました。

審査は絵手紙プロジェクトを主催した各団体と、東京大学美術史学の小佐野重利教授が行い、目録に掲載する絵手紙が選ばれ、最優秀賞の作者3名にはアリタリア航空とイタリアツアー社からイタリア旅行が贈られました。

これらの絵手紙は、2002年6月1日から7月31日まで東京で開かれた展覧会で一般公開されました。その後、ローマでも2002年10月に国立グラフィック研究所に展示され、イタリアの一般大衆と批評家から大好評を博しました。ローマでの会期中、展示会場の一角に特設コーナーが設けられ、日本絵手紙協会から派遣された作家がイタリアの学生たちに絵手紙という日本独特の習慣を説明しました。その反響で、近年ではイタリアでも年齢や職業に関係なく、絵手紙を送る習慣が広まりつつあります。

このユニークな企画はたいへん好評であったため、「日本におけるイタリア2001」の閉幕後も、絵手紙展はイタリア各地を巡回することとなり、下記の会場で開催されました。

  • 2003年10月−トリノ、パラッツォ・バローロ
  • 2003年12月−ポンテデーラ−ピアッジョ=ジョヴァンニ・アルベルト・アニェッリ博物館
  • 7月17日〜8月29日−カステルバッソ(テラモ)

また、2005年愛知万博イタリア館をサポートする伊日財団は、この機会に、子供たちの絵手紙の中からもっとも独創的で素晴らしい作品を選び、「絵手紙カレンダー2005年度版」を製作しました。
愛知万博イタリア館とフレンドシップにある愛知県尾西市(2005年4月1日より一宮市)にも、小中学校で絵手紙コンクールを開催するよう要請をしています。これは、イタリア館のシンボルであり展示物の目玉でもある「踊るサテュロス像」を題材にした絵手紙のコンクールで、優秀作品2点はカレンダーの3月(愛知万博開幕月)と9月(愛知万博閉幕月)に採用されます。


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